類稀なる誠実な病　鏡月玖璃子

駄作じゃないですよ、鏡月さん。2019年４月末に脳卒中起こした彼女は10月の自殺未遂はあまり覚えていないようです。でも私は覚えています。イベントが中止になったので衝撃でした。私には、これがラフだなんて信じられません、そのへんの駄作ライターは沢山います。出版停止しないで下さい（涙）

曽根崎心中には沢山の不倫や許されなかった死体が埋まっている土地、大阪の曽根崎心中は

ホテル街がある。この作品が出た後にまた大阪梅田では許されない愛を貫いて心中した

遺骨が沢山見つかった。予言的ですよ。大阪という土地に絞ったことや、土地名を誤魔化して書いたけれども、校正担当が正式の名前にしたとかどうでもいいんですよ。

この作品は素晴らしい。主人公、芹実は曽根崎心中の場所で司祭と逢瀬を重ねることになった。カトリックに馴染めなくなっていた主人公は、彼との聖書の言葉でイエスを感じていた。芹実は今までの鏡月作品にない、大人の女性でエロティックだった。芹実は彼を愛することによって実体を持ち彼との共存を望むようになるのに、司祭の彼が離れていってしまう。司祭の彼が消えてしまう時にまるで幻想のようで、実体だけ苦しんで肉が傷つけられた芹実が最後は焦燥に死へと向かう。

この作品はラフで本来は長編だったのを、2018年の１１月の自殺未遂と彼女の不安定を

懸念した担当者がラフのまま出版。それがpangaea dollやIconographの編集も務めた

鏡月さんの元恋人。「作家、鏡月玖璃子はカトリックの神父に奪われた、絶対許さない」と発言したのは担当者だったのを覚えている。恐らく、一番肉体関係は持てなくても担当者が鏡月さんを一番愛しているのだと思う。鏡月氏を貶めた二名の神父を必ず制裁を下すと言っていたほど、彼は神父を憎んでいた。キリスト教批判も凄かった。

しかしNaverの記事には関与していないとのこと。

彼女を被害者として活動していたのは担当者のほうで、鏡月氏はずっと

眠っていたようなもの。担当者はユダヤ教信仰を持つ経験な宗教者でカトリックの堕落ぶりを許すことはなかった。パトリシオ神父という名前に変えたのも担当者（類稀なる誠実な病についての会見）鏡月氏は魏薄神父（ギウス神父）としたかったようだ。

ゲオルギウスはイギリスの象徴、鏡月氏がゲオルギウスを好きだったことは知っているので

そうしたかったのだと思う。

鏡月さんが文学で復帰しないまま、ジャーナリストで返り咲いて、

ジャーナリストとしての名誉も捨てて文学に戻ってきた。そして鏡月玖璃子さん自身から「神父との交際の事実はなかった」「私の人生は誰にも奪われないから」と発言。担当者はノーコメントのままで彼女の意向に任せると会見（ディスコード）は終わった。

愛憎が渦巻く中でもこの二人は本当に美しいと思う。

最後にディスコードで担当者が言った言葉は大体だけれども

「鏡月玖璃子は、死からよみがえったように成長して帰ってきた。私は事情があって次回作から担当から外れるが、もう私（僕）なんかがアドバイスすることはなくなった。彼女は今は感性、予言性全てを揃えて、哲学、信仰も磨きがかかった」と話した。

担当は元集英社、元外資系一流企業社員（オラクル社）、現在沈黙

担当もエリートで彼女のために文学を作ろうとしたが、日本の文学界の衰退とラノベブームに失望。鏡月さんを日本での活動はもう考えていないと言っていた。

鏡月さんは担当も、カトリックの神父の誰かを庇ったのだと思う。鏡月さんは愛憎劇となった担当と神父が起こした全ての罪を被って神に謝罪をしている。医療過誤被害者支援についても、彼女はみんなの罪を被った

イエス様のようだった。

それはみんな知っている。今は中立でいるけれども、彼女だけ見える何かが隠されていることを感じてしまう。読書会でも心配の声はあがっている。もう誰か彼女を解放してあげてほしい、アダム（愛猫）との時間を邪魔しないでほしい。

けれども、それでもいい。もう死なないでほしい。

本当に。私、勝手に双子と思っている

鏡月さんの担当者からの声明（note）